Webサイトの評価基準って色々あると思いますが、ひとつの指標としてGoogle ChromeのAuditでのチェックがあります。
Auditには「Performance」「Accesibility」「Best Practices」「SEO」「Progressive Web App」の5つの項目がありますが、通常のWebサイトでは「Progressive Web App」を除いた4つの項目での評価を参考にしています。

このブログでも他のエントリーで書いていますが、速度アップのためのチューニングやWebアクセシビリティ向上への取り組みなど、Webサイトの根っ子の改善がWebサイト自体の価値を高める大切な要素になっていると思います。Webサイトというものは、世界中の情報が手軽に得られるというアクセシブルものなので、この考え方はとてもシンプルでわかりやすいものだと思います。

このサイトもこの4つの項目を意識して調整をしていますが、全ての項目をパーフェクトにすることは難しいです。ただ「Accesibility」などは、無計画に作っても満足な結果になる事は無いので、しっかり意識した上で、何にどこまで対応するのかを検討することが一番大切なのかもしれません。そしてこの改善を積み重ねていく事が最も重要なんだと思います。


現在の弊社サイトの状態です。まだまだ改善の余地はありそうです。


光と可視光線


電磁波と可視光の波長

「色」を考える上で「光」はとても重要です。
「光」は基本的には電磁波の一種で、波のように振動して進む性質があり、波長(波の山と山の間の長さ)で分類されます。

人間の目に見える波長は380から780nm(ナノメートル)で「可視光線」と言われています。可視光線は波長の短い方から、紫、青、水色、緑、黄、橙、赤と7色あり、これが虹の色です。
7色は、青紫から青を「短波長」、緑から黄色を「中波長」、橙から赤を「長波長」と分類します。

この波長の前後は人間の目には見えなくなり、波長が短いと紫外線やガンマ線・X線、波長が長いと赤外線やマイクロ波・電波(AM・FMラジオ、テレビ)や電気になります。


人間の目に見える「可視光線」には「自然光」と言われる太陽の光と、「人口光源」と言われる電球や蛍光灯の光などがあります。
それぞれの「光」には色味や明るさ、強さがあります。光の色味が「色」に影響します。


光と色温度

色味は「色温度」といいます。K(ケルビン)という単位で表します。
ちなみに「光」の明るさは「照度」で表し単位はルクス(lux)、光の強さはカンデラ(cd)、光の総量(光束)をルーメン(lm)というようです。
蛍光灯を買う際に「2100lm」と記載されています。電球のワットは消費電力量であり光の単位ではありません。

「色温度」という言葉はあまり聞きなれないかもしれませんが、光の色味ということで例えば、蛍光灯の黄色味がかかった電球色や、青みがかった昼光色、中間の白色といった言葉で表現されています。
また、カメラの設定を少し触ると「ホワイトバランス(WB)」という名称で、色味を調整する機能があります。この数値が色温度(K)です。
設定を変えることで、設定した環境下の光の状態と同じになり、黄色味がかかったり青みがかった写真になります。


色温度

晴天の空が青く、夕焼け空が赤いのも波長や色温度と関係があります。
晴天の空は太陽の光が大気中を通る際に、短い波長の光(青色)がぶつかり(散乱)することで青く見えます。青色は波長(波と波の間)が短い分、大気中の水蒸気などの粒子にぶつかる確率が高くなり、また波長の短い光の方が散乱する性質が高くなるので、青色が空全体に広がります。他の色の光は粒子にぶつからずに太陽の光として目に届きます。

また夕焼け空の場合は、太陽が傾くことで太陽の光が目に届くまでの距離が日中に比べ長くなり、短い波長の光(青色)は散乱しきって届かず、あまり散乱せずに残った長い波長の光(赤色)の光が目に届きます。朝焼けや、地平線近くの月が赤くなるストロベリームーンも同じ原理です。

次は「光」を受ける「人」のことについて書いてみたいと思います。


私が高校のデザイン授業の際に色について興味を持ったのは、デザインとして必要な色選びや組み合わせよりも、色の概念を知ったことの方が大きかったです。初めてこの概念を知った時は衝撃で、自分の思っていた色というものが全く違うものになりました。
そして色について沢山の興味が湧きました。

物の色というのは、物に色がついている訳ではないのです。物に反射した光なのです。

分かりやすく書くと、例えばリンゴは、リンゴ自体が赤色ではないのです。
太陽や電気の光を受けて光の赤の成分だけをはね返し(反射)、その反射した光を人間の目が見て、さらには脳が認識して、このリンゴは「赤」だと思うのです。



リンゴに光の赤の成分が反射されたとき、残りの光の色の成分は物に吸収されます。
光は三原色といって、R(赤)、G(緑)、B(青)の3種類の色成分があるので、リンゴの場合はR(赤)を反射し、G(緑)とB(青)を吸収しているのです。
そして、人間は反射した光を目で見て、目の中の細胞が光の成分に反応し、脳に光の色の成分の信号を送ります。そこで初めて「赤」という色を認識するのです。

よって色とは「物」として存在するのではなく、「物」と「光」と「人」の3つの要素の組み合わせで成り立つ概念です。
「物」は反射しやすさや透明度で、「光」は強さや種類(太陽光や電気の光)で、「人」は状態(目の構造や脳)によって色が違ってくるので、「物」と「光」と「人」の要素のうち、どれか1つでも違えば色の見え方は変わってきます。

3つの要素のうちの「人」の状態により色の見え方が変わるというのが、カラーデザインワークに大きく関わる部分です。
私が心引かれた色の概念こそが、「色のユニバーサルデザイン」において、一番重要なことだったのです。

次は色の概念のうち「光」を掘り下げてみようと思います。(UC級では「物」については掘り下げないみたいです。)


「Zoho」チャレンジ中の私ですが、もう1つ勉強を始めようと思います。

私はWebデザインを始めた頃に、自分の武器の1つになればと思い色の勉強を始めました。
元々は高校のデザインの授業で色について学んていたこともあり、色選びはもちろんですが色の概念の話にとても興味をもちました。

そこで、色彩検定(当時はファッションコーディネート色彩検定だったと思います)と、カラーコーディネーター検定試験の勉強を始め、どちらも2級までを合格し、色彩検定については1級の1次試験まで合格できました。
残念ながら2次試験は通りませんでした。実技試験にてカラーカードを貼る時間が足りませんでした...。

最近Webのアクセシビリティについてのガイドラインが出来たり、分かりやすい資料が出ているので読み始めたところ、色についての項目が多くあり、また興味が湧きました。

そういえば色彩検定で勉強した内容と同じだと思い、何気にサイトをのぞいて見たところ、2018年冬からUC級という「色のユニバーサルデザイン」をメインとした級が新しく設けられていることを知りました。

学習の内容や出題例をみたところ、色彩検定3級〜2級で学んだ内容を掘り下げているものでした。
合格すると、色彩検定協会から「UCアドバイザー」という資格を付与されるようで、名刺に使用できる「UCアドバイザー資格マーク」を発行してもらえるようです。

なんてタイムリーなんだろうと、早速「公式テキスト」と「過去問題集」を購入し勉強を始めました。

ということで、このブログで宣言してみます。
2019年冬期の色彩検定UC級を受講します! そして合格します!

それまでに学習したことや、「色のユニバーサルデザイン」に関することを色々と書いていこうと思います。(Zohoも書きますよ)