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日々の出来事

Webサイトのアクセスを増やすために、競合Webサイトの流入キーワードを調査し、色々な資料も調べていて思ったことがありましたのでブログに残したいと思います。Webサイトのアクセスアップについては、常に悩まれているサイト運営者の方も多いと思います。

流入キーワードを調査する目的は、流入が見込める良質なキーワードを確認・発見するということなんですが、SEO施策自体も含めてそれがなぜ重要かというと、一番根本にあるのはキーワードを見つけてWebサイトにより多くアクセスしていただきWebサイトを見てもらいたいという事になります。

流入数を増やしたいのは、Webサイトを機能させて収益に結び付けたいから

「流入が見込める良質なキーワードを見つける=アクセス数を増やしたい」ということですから、アクセス数が増える手段をみんな知りたいわけです。それはWebサイトを機能させて収益に結び付けたいからです。

そこで少し冷静になって考えてみます。
SEOで上位表示されることは、検索結果という流入経路を拡大しているという事ですし、Facebook・Instagram・X・Youtube・TikTokなどのSNSも、ビジネスにおいては利用して流入経路の種類を増やしているということだと思います。(そのSNS内で完結する部分もありますし、SNS自体で収益があるものもあるので一概には言えませんが…)結局はどの様に流入経路が設けられアクセスに繋がっているのかを、きちんと把握して計画的に作ることが大切だということなのだと思います。

例えば、SEOでより多くのキーワードで検索結果に表示することは、検索エンジン上での流入経路の数を増やしているということですし、順位を上げるということは1つのキーワードからの経路を拡大しているという事だと思います。
また、運営するSNSを増やすということは、流入経路の種類を増やしているという事になりますし、フォロー数を増やすということは流入経路を拡大しているという事になります。
もちろんメルマガを始めても流入経路の種類は増えますし、メルマガ登録者を増やしたり配信する頻度を増やせばメルマガという経路を拡大しているという事になります。

流入経路の開発に取り組めばWebサイトにアクセスを集める方法が見えてくる

すごく当たり前なことなのですが、流入経路の開発に取り組めばWebサイトにアクセスを集める方法が見えてくると思います。
検索結果でどのキーワードで何位に入れば、どのくらいのアクセスが見込めるのか、SNSやメルマガを使い投稿・配信頻度を確保するとどの位の流入が見込めるのか、それは多分業種や商品・サービス、地域性などで変わると思いますけど、この辺りをWebサイトごとに見つけていく事が、結果につながってくるのだと思います。検索は非常に重要ですが、検索だけではなく大きな視点で流入経路を計画していく事が重要です。

ただ、運営するツールが増えると維持管理にコストは掛かりますので、やはり見極めは大切でターゲット層に合わせた選定が必要になる場合も多いと思います。すごく簡単な例えですけど、高齢者向けのサービス・商品をTikTokで展開してもあまり収益は見込めないかもしれませんので…。

Webサイトのアクセス数が少ない場合は流入経路を見直してみる

結局Webサイトにアクセスが少ないということは、流入経路が少ない。もしくは確保されている流入経路が狭い(認知されていない)、もしくは潜在的なマーケットが狭い(設けられた流入経路でシェアが取れてもユーザーが少ない)ということなんだと思います。

そして現在のWebサイトの流入が多いのか少ないのか…
それを判断するために、競合サイト調査をして自社と比較して見極めていくと良いのかなと思います。

最後に

今回は流入経路を計画する事の大切さを考えてみました。
これらを随時確認しながら行なうには多くの作業があり、調査分析に手間は掛かりますし利用するツールも高価なものが多いですから、どうしても安価にはなりにくい部分です。

弊社ではWebサイトを制作するだけではなく、お客様のお役に立てる様に比較的リーズナブルなご予算で、Webサイトが効果的に機能する様にサポートさせていただくことも可能ですので、ぜひ現在運営されているWebサイトを活用されたい方はお気軽にご相談ください。宜しくお願いいたします。


新たにXserverを利用するサイトで、初めてメーリングリストを利用することになりました。
そこで改めてメーリングリストの機能について調べたので、まとめました。

メーリングリストとは

複数の相手に同じ内容のメールを一斉に送信するサービスです。
メールで複数の相手に同じ内容のメールを一斉に送るためには、メール送信者が全員のメールアドレスを入力してメールを送信する必要があります。
メーリングリストであれば送信者がメーリングリスト専用のアドレス宛にメールを送信するだけで、登録されているすべてのメールアドレス宛に一斉に配信することができるサービスです。

メーリングリストのメリット

  • 複数人に手間なく送れる
  • アドレスの入力ミスなどの誤送信が防止できる
  • 情報漏洩のリスクが低い

多くのホスティングサービスで運用できますが、今回利用するXserverでもメーリングリストの運用が可能でした。

メーリングリストの登録




Xserverのメーリングリストは、サーバパネルからメーリングリストメニューを選択して、メーリングリストアドレスとパスワードを設定します。

メーリングリストが作れたら、その他の設定はメーリングリスト用の管理画面から行います。
メンバー登録やメンバー毎の受信権限、メーリングリストの配信制限などが管理画面から設定できます。
今回は管理者メールアドレスを登録、システム・エラーメール受信設定を「受信する」にして、メーリングリスト配信時に発生したシステム・エラーの内容が管理者メールアドレス宛に届くようにしました。
ちなみに、管理者メールアドレスには登録メンバーのアドレスは使用できませんでした。メーリングリスト管理用のメールアドレスを新規で作成し、管理するようにしました。



テスト配信をしたところ


メーリングリストの周知を兼ねてテスト配信を行い、受け取ったら全員が再度メーリングリストに配信(返信)するようにしたのですが、メンバーからの配信(返信)が数件届いていないことがわかりました。
確認したところ、メンバー登録したメールアドレスは自動転送をしていて、転送先のメールアドレスから配信していたようで、メーリングリストに登録していないアドレスため、エラーになったようです。

メーリングリストの初期状態では登録されているメールアドレスのみが配信できるようになっていますので、登録以外のメールアドレスから送らないよう周知すればよいことなのですが、管理画面で設定できる機能で対応できることはないかも調べてみました。

管理画面の設定で対応できること

登録メンバーの権限の設定

元のメールアドレスと自動転送先のメールアドレスをメンバー登録する方法。
その際、元のメールアドレス宛と自動転送先のメールアドレス宛に2通メールが届くことのないように、元のメールアドレスは権限を「メール受信+メール配信」(もしくは「メール受信のみ」)にして、自動転送先のメールアドレス宛は「メール配信のみ」にする。



メールの配信前確認

管理者メールアドレスを登録し、管理者の承認後にメールを配信する機能を利用する方法。
メールの配信前確認を「確認する」に設定した場合、管理者が承認したメールのみがメンバーに配信されるよう設定できるので、管理者は、【管理者メールアドレス】宛に送られたメールを確認し、配信を承認するかどうかを判断します。
※管理者メールアドレスに届くメールは、登録メンバーからのメールと、メンバー以外(外部のメールアドレス)からのメールです。
また、管理者メールアドレスに登録できるのは、メーリングリストに登録していないアドレスになるります。

上記2つの方法を検討した結果、今回は、管理者が全ての配信メールに承認をするのは運用上難しいということから、登録以外のメールアドレスから送らないよう周知を行い、今後エラーメールの発生頻度を踏まえて「登録メンバーの権限の設定」する方法を検討することになりそうです。

最後に

今までメーリングリストの運用を希望されたことがなく、私自身も利用したことがなかったので、改めて調べて色々と知ることができました。
今回の設定以外にも

  • 配信メールのヘッダーやフッター(固定文章)を設定できる
  • 過去に配信されたメールの確認ができる
  • 配信エラーの管理ができ、未達のメールアドレスの削除や通知、エラー内容の確認ができる
  • 公開ページを作成し、過去ログの閲覧機能や、メーリングリストの入会・退会を申し込むフォームを設置できる
  • 空メール自動入会用メールアドレスを利用できる
  • 任意のWebページにて入会窓口を設置できる

と多くの機能があることがわかり、理解が深まりました。

メーリングリストは、メールマガジンと同じように扱われることが多く、よく混同することもありますが、メンバー内でやり取りを行うのであれば、メーリングリストの利用が合っていますし、多くのメンバーにメールを一斉配信したいだけであればメールマガジンを利用する方がよいかもしれません。

今後も希望される利用用途に合わせて提案していきたいと思います。


SEO対策を始める第一歩として、ご自身のWebサイトがSEO対策で狙ったキーワードで、現在何位にいるのかを把握する必要がありますが、どれだけSEO対策をおこないコンテンツを充実させても、結果の順位の推移を正しく把握出来なければ、その対策の良し悪しを判断することができません。特に直接ブラウザから検索して結果を得る場合には、シークレットモードなどの機能を活用し正しく閲覧していないと、閲覧しているユーザーの情報が検索順位に反映されている場合もあります。

そこで今回は、日々の順位を正しく便利に自動計測することができる、弊社でも利用しているお勧めの「GMO順位チェッカー」をご紹介させていただきます。

おすすめ自動順位計測ツール「GMO順位チェッカー」



順位計測ツールは「無料」のものから「有料」のものまで沢山の種類がありますが、今回お勧めする「GMO順位チェッカー」は、安価にGoogleとYahooでの日々の順位を自動計測できるクラウドサービスとなります。
GMO順位チェッカーサイトのプランを見ていただければわかりますが、「無料プラン」も用意されており非常にコストパフォーマンスが高いサービスです。価格のハードルが低いため導入しやすく、弊社でもサービス開始時から利用させていただいておりますが、価格が安いから機能が劣るわけではなく、SEO対策に必要な順位計測ツールとしての機能は充実しています。

・GMO順位チェッカー
GMO順位チェッカーのページはこちら

GMO順位チェッカーの主な機能

  • クラウド上で毎日自動で順位を取得(順位取得のためにPCを立ち上げる必要なし)
  • PCとスマホの順位を別々に計測
  • キーワード毎にSEO難易度を表示
  • 順位変動アラート(指定した順位で上下を感知してアラートメールを送信)
  • 計測したデータのpdfレポートやcsvでの出力が可能(レポートのロゴ変更は別途有料)
  • エリアの指定が可能(別途有料)
  • サブアカウントの追加(別途有料)

GMO順位チェッカーのプラン



プラン名 ずっと無料プラン プロ100 プロ1000
月額プラン 無料 485円 980円
年額プラン 無料 4,884円 9,768円
登録URL 1件 5件 50件
登録キーワード 10語 100語 1000語

一番安い「無料プラン(登録URL:1件/キーワード:10個)」でも、Webサイトやキーワード登録数の上限が違うだけで、どのプランでも順位計測に必要な機能は備えております。そして「プロ100プラン(登録URL:5件/キーワード:100個)」は月額485円と驚きの価格です。レポートのロゴ変更やエリア/サブアカウントの追加は、どのプランでも追加費用が掛かりますので、ご利用に合わせて費用を算出されることをお勧めいたします。

GMO順位チェッカーの良いところ



「GMO順位チェッカー」はクラウド型で必要な機能が備わっているにも関わらず、安価で利用が出来るところが素晴らしいです。SEO対策やサイト運用にあまりコストをかけられない場合でも、簡単に導入を検討できるものになります。
企業などのサイト管理者(ご担当者)はもちろんですが、私たちWeb制作会社がお客様へご提案をするために、クライアントのWebサイトの現状把握をするために導入するという活用方法もあるのではないでしょうか。

最後に

高額なSEO対策用のWebサイト監査ツールには似た機能が搭載されている場合もあります。すでに本格的にSEO対策ツールを導入されている場合は、今回ご紹介した様な順位計測ツールを個別に導入する必要はないかもしれません。

ただ、これからWebサイトのSEO対策を始める方、クラウドで機能的に使える順位計測ツールを探している方、あまりコストをかけられないWebサイトを管理されている方、そしてわれわれWeb制作の現場にいる方には、非常にメリットを感じていただけるツールではないでしょうか。

無料プランもありますので、気になる方はぜひ一度使ってみてください。
また、ご希望があれば弊社にて導入のサポートもさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
費用に見合うメリットをきっと感じていただけると思います。(といっても無料プランならタダですけどね…)


Googleの検索結果に、「#○○ を含む投稿」というWebサイトやSNSを横断した、ハッシュタグの検索結果を表示する機能が実装された様です。SNSのヘビーユーザーの多くは、検索をする際にも普段愛用しているSNSから直接検索をするユーザーが多い様ですが、今回の機能追加でWebサイトや各種SNSを含め、一度の検索で幅広く情報収集が出来る様になりますので、便利に感じるユーザーも多いのではないでしょうか。

検索時に「#〇〇〇〇〇」と検索するだけ

Google検索時の文字列の頭に「#」(ハッシュ)をつけて検索するだけで、ハッシュタグに絞った検索結果を表示することができます。
ハッシュタグというと一般的には「X」「Instagram」「Youtube」「TikTok」「note」などのSNSを思い浮かべますが、自社サイトや自社ブログなどのオリジナルコンテンツも検索対象になる様です。
但しブログなどでハッシュタグとして運用されていても、表示上で頭に「#」がないものに関しては、ハッシュタグとして認識をしていない様ですので、検索対象に含めたい場合は「#」を付与する必要がありそうです。(実際のタグキーワード自体には「#」は不要ですが、表示上「#」が必要の様です)

・Google Japan Blog(Google 検索の便利な新機能のご紹介)
「Google Japan Blog(Google 検索の便利な新機能のご紹介)」の詳細はこちら

自社のWebサイトやブログにもハッシュタグに「#」をつけよう

自社Webサイトの制作時はもちろんですが、すでに運用しているWebサイトでもハッシュタグを利用している場合には、「#」を付けた方が望ましいということなのだと思いますので、可能であれば改修されてはいかがでしょうか。
今回のGoogleの機能追加を踏まえ、当サイトもハッシュタグの表示には「#」を付けて運用することにしました。従来ハッシュタグはそのWebサイト内での運用が前提のものが多いと思いため、システム的に「#」が無い状態で運用をされているケースもあると思います。もしご自身のWebサイトのハッシュタグの表示に「#」がない場合は、表示部分をカスタマイズして「#」を付けることをお勧めいたします。

最後に

今回の様にGoogleも細かく仕様が変更されておりますので、Webサイトを日々見直しながら世の中の動きに対応したものへ成長させていく事が大切です。弊社が運用するa-blog cmsでは、今回の様な細かな改善もコストを抑えた実現が可能です。
長期運用に対応可能なパフォーマンスの高いWebサイトに興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


Google検索結果一覧でWebページの情報のそれぞれ1行目に「サイト名」が表示されている部分がありますが、こちらの表記が指定されている場合とドメインが表示されている場合があります。
SEO的には順位に影響はないと思われますが、検索をした際に伝わりやすい「サイト名」の方が、クリック率が上がる可能性がありますし、サイト名の下にはURLが記載されるため情報として重複しており「出来れば変更したい」とご相談いただく事があります。
そこで今回は「サイト名」の表示を指定する方法を考えてみました。

サイト名を決めるコツ

サイト名を変更するためには、まずサイト名を決定する必要があります。
Google検索セントラルを確認すると、サイト名の命名にはいくつかのポイントがありますが、サイト名はメタで指定されるページごとの<title>などとは違い、ひとつのサイトで共通のものになりますので、基本的には簡潔にサイト全体を表すものにする必要があります。

サイト命名時のポイント

  • ユーザーの誤解を招くことのない、独自性のある名前
  • 一般に認知されている簡潔な名前
  • 一般的な名称は使用しない(例/NG:「名古屋のWeb制作会社アイデアソース」 OK:「アイデアソース」)
  • ホームページ全体で一貫したサイト名にする
  • 代替名(alternateName/こちらは推奨です)

より詳細を知りたい方は、下記のGoogle検索セントラルをご確認ください。

・Google 検索に対してサイト名を指定する
「Google 検索に対してサイト名を指定する」の詳細はこちら

決定したサイト名を指定する

Google検索セントラルを確認すると、Webサイト上で指定をする場合は構造化データを使うことが推奨されていますので、今回は構造化データを使って指定をしていきます。
サイト名を決める際に簡潔にとお伝えしましたが、このサイト名の部分が「name」になります。例えば「name」に「名古屋のWeb制作会社アイデアソース」と入れてみたところ、検索結果のサイト名には反映されませんでしたが、簡潔に「アイデアソース」としたところ無事反映されました。もし反映されずに悩んでいる方がみえましたら、欲張らずに簡潔にサイトを表す名称で指定されることをお勧めいたします。

構造化データの記述例

<!-- alternateNameは推奨/複数可 -->
<script type="application/ld+json">
{
	"@context" : "https://schema.org",
	"@type" : "WebSite",
	"name" : "アイデアソース",
	"alternateName" : ["IDEASOURCE", "ID"],
	"url" : "https://www.ideasource.jp/"
}
</script>

また、こちらの構造化データがないWebサイトの場合は、GoogleがWebサイトの情報(「og:site_name」「<title>」「見出し・内容」など)から総合的に判断している様です。

気をつけていただくポイント

サイト名の指定は、あくまでWebサイト側がGoogleに対して希望をするだけで、残念ながら必ずしもその内容が反映される訳ではない様です。もし指定をしても反映されない場合は、サイト名の見直しや、サイト全体としてそのサイト名が正しいとGoogleに判断される様に、Webサイト全体を調整する必要があるかもしれません。

また、今回利用した「Website」構造化データは「リッチリザルト」ではないため、リッチリザルトテストでは「アイテムが検出されませんでした」という結果になるかもしれませんが、特に問題はありませんのでそのままご利用いただいて大丈夫だと思います。

最後に

細かな対策事例ではありますが、検索結果でWebサイトを分かりやすく伝えるための手段として、ご紹介させていただきました。
頑張ってSEOで上位表示されても、クリックされなければWebサイトを見ていただくことは出来ません。こちらのサイト名表記を改善することで、少しでもクリック率を底上げする事ができれば嬉しいですね。同じ順位でも100回クリックされるより200回クリックされた方が良いですから、クリック数を増やすためのひとつの対策としてご検討いただければ幸いです。